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電極への高密着性発電微生物を用いた高性能微生物燃料電池の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 井上 謙吾  宮崎大学, 学内共同利用施設等, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要微生物燃料電池において、高い電流密度での発電には、アノード電極上に電流生成に適したバイオフィルムが形成される必要がある。我々の研究グループが新たに分離した電流生成微生物は、既存の微生物と比較して、グラファイト電極に高い密着性を有し、且つ、高い電流密度での発電が可能である。その新規高密着性電流生成菌を用い、電極にバイオフィルムを形成させた後、実際の下水サンプルを電子供与体として与えたところ、バイオフィルムを形成させていない電極、及び、Geobacter sulfurreducens PCA株(標準株)のバイオフィルムを形成させた場合と比較して、有意に電流生成能力が向上し、且つ、持続的な発電が観察された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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