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フッ化物イオンを高効率・高選択的に回収できる有機高分子ゲルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 前山 勝也  山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要有機溶媒中で優れたフッ化物イオンの選択的・高効率的捕集を実現した、ジウレアナフタレン型高分子ゲルの水中への適用を目指し、ゲルを構成するコモノマーへの親水性付与を試みた。アクリル酸ナトリウムやN-アルキルアクリルアミドなどをコモノマーに用いた時、いずれもジウレアナフタレンを含む高分子ゲルが得られた。そこで、フッ化物イオンの水中での捕集挙動について調査したところ、一部の高分子ゲルにおいて、水中での選択的捕集が確認された。しかしながら、有機溶媒中よりも捕集量が一桁少なく今後分子設計の更なる改良により、改善が必要である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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