研究責任者 |
金井 俊光 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2013
|
概要 | マイクロ流体技術を用いることにより、UV-A領域(320~400 nm)の紫外線を防御する新しいマイクロカプセルの作製を試みた。まずUV-A領域の紫外線をカットするシェル材料の設計・作製を行い、設計通りのシェル材料が作製できた。次にガラスキャピラリー型マイクロ流体デバイスを作製し、液体を流動させることによりマイクロカプセルが作製できることを確認した。しかしながら紫外線カット用のシェル材料ではコア材料を内包しきれず、安定性に課題が生じた。本研究により得られた紫外線カット材料の有用性から今後も研究を続けるべきであると判断し、現在、安定化改善策を進めている。またカプセル以外の応用も期待でき、今後検討する予定である。
|