1. 前のページに戻る

電子書籍爆発時代における人の行動に即した表示法の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山田 光穂  東海大学, 情報通信学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究課題は、紙書籍、電子書籍を利用する際の人の読書行動を詳細に調査できる装置を開発し、電子書籍の使用感を紙書籍より向上させることを目的としている。そのために、人の眼球運動、頭部運動、手・指の動きを同時に測定し、読書時の人の読書行動と書籍上の注視位置を正確に再現できる装置を開発した。具体的には、磁気センサを用いて、読書時の頭部運動、電子書籍端末等を保持する手の動きに伴う加速度を眼球運動量に換算し、頭部の座標系、手の座標系と眼球の座標系を一致させ、頭部と手が自由な状況での空間上の視線の移動量を算出し、電子書籍読書時の人の読書行動を測定できる装置として完成させた。今後、本装置を用いて電子書籍爆発時代に即応した、電子書籍の読みやすい表示法について提案していく予定である。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst