脳卒中後の手指の拘縮と障害言語機能を改善する高反発力クッショングリップの開発
研究責任者 |
西野 仁雄 名古屋市立大学, その他部局等, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 我々が開発した高反発力クッショングリップは脳卒中などの後遺症である手指の拘縮を短期間で改善した。また言葉を失っていた人の中には、顔の表情が柔和になり簡単な言葉を話すようになった人が認められた。 本研究では、より効果が強く、より安全安心な数種類のグリップを開発した。またバイブレーション機能を付加したグリップも開発した。 手を握ったり緩めたりする運動は脳機能を活性化させる最も簡便で有効な方法であるので、本グリップを普段から使用すると、拘縮の改善はもとより認知症の予防にもつながることが期待される。 このように本研究の所期の目標を達成した。
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