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脂肪由来間葉系幹細胞の新規Xeno-Free培養法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 勝野 敬之  名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教
研究期間 (年度) 2013
概要本研究では脂肪由来間葉系幹細胞(ASC)の臨床応用を目指し、培養液中の異種由来成分であるFBSを除去し、ヒト血清を用いた培養方法の確立を目指した。過去に健常人血清での培養では十分な細胞数が確保できなかったため、今回は市販されているAB型ヒト血清を購入してLASCの培養を行い(HS-LASC)、その機能をFBS-LASCと比較検討を行った。その結果、ヒト血清を用いても低血清培養は可能であり、HGF分泌能も保たれることが示された。しかしながら本実験においてはヒト血清を細胞のprimaryから使用する検討は行えなかったため、今後の研究課題としている。また同時にヒト血清のドナーを複数用意し、ロット間による差がどの程度LASCの機能に影響を与えるか、またサイトカインアレイによる細胞機能のチェックを行っている。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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