研究責任者 |
槌谷 和義 東海大学, 工学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 生体工学などの分野では、ビーカー等の巨視的環境での観察ではなく極微細領域でのpH測定の必要性が増してきている中、本申請課題は、ピンポイントでのpH変化の連続モニタリング測定を可能にするpHセンサを目指し、アンチモン電極法をコアに固体比較電極を考案、これらを同軸上に配置すること、数μm程度の極微小領域でのpHセンサを試作、評価を目標に研究を遂行した。その結果、直径50マイクロメートル程度の見かけ上、1本の同心円状pHセンサの開発を行い、標準液のpHと同センサにより検出された電圧との間に線形性の確認ができた。
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