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一点緊張係留型洋上風車の大振幅動揺の減揺法確立と浮体・係留系の最適化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 二瓶 泰範  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教
研究期間 (年度) 2013
概要実施、及び明らかに出来た内容を以下に示す。(1)一点緊張係留型洋上風車の水槽試験を実施し、大振幅動揺現象(分数調和振動)の動揺量を明らかにした。(2)分数調和振動の解明に向けて係留系・浮体運動の連成モデル化を行った。大振幅動揺は係留索・浮体のSurge/Heave/Pitchの連成による同調現象、またはパラメトリック励振の一形態であることが明らかになった。(3)ブレードのピッチコントロールを考慮した動揺予測シミュレーションプログラムを構築した。Morison式とポテンシャル理論の併用による荷重推定法により波力値が説明可能であるということを明らかにした。(4)Mathieu型方程式から大振幅運動の動揺低減方法について明示した。(5) Spar、及びセミサブ浮体の最適化を実施した。但し係留と浮体の複合的な最適化に関しては今後の課題と言える。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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