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4次直列結合半導体マイクロリング波長選択スイッチの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 荒川 太郎  横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要4次直列結合半導体量子井戸マイクロリング共振器によるヒットレス波長選択スイッチを開発し、その有用性を示すことを目的とした。その結果、コア層に独自開発を行っている五層非対称結合量子井戸を用い、量子井戸における電界誘起屈率変化を用いた基本動作の実証に初めて成功した。次に、周回長の異なるマイクロリング共振器によるバーニャ効果を用いた動作電圧の低減と箱形フィルタ特性の両立を目指した素子設計に成功した。更に、電子ビーム露光法を活用して設計した素子の試作を行った。完成には至らなかったが、作製プロセス上の課題を明らかにしてその解決策を見いだし、素子作製も見通しがたった。今後は、素子作製を行い、その動作実証、さらには高速スイッチング特性を実証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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