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安全な溶媒を用いた褥瘡(床ずれ)治療用 高機能ゼラチンナノファイバー基材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 青木 弘良  独立行政法人理化学研究所, 光量子工学研究領域, 研究員
研究期間 (年度) 2013
概要高齢化社会を踏まえ,褥瘡(床ずれ)の治癒促進は,患者の生活品質向上,痴呆の予防,および家族や医療従事者の負担軽減のため,重要である.これまで開発したゼラチンナノファイバーは,体内繊維構造に近い数百nm の繊維径と,高い親和性,温和な溶媒による高い安全性,および溶媒条件による繊維径制御による高機能化が可能である.そこで新規の褥瘡治療用創傷被覆材として,積層化高機能ゼラチンナノファイバーを開発した.これは,細菌感染防御用二次元メッシュ層,細胞増殖用三次元培養層,および新規に開発した簡便なナノファイバー配向化技術による,細胞誘導用配向化層から構成され,今後の褥瘡治療への応用が期待される.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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