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医療用「迅速ゲル化インジェクタブルゲル」の開発とDrug Delivery System(DDS)徐放担体としての応用

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 玉井 努  鹿児島大学, 医学部・歯学部附属病院, その他(移行)
研究期間 (年度) 2013
概要我々は、基礎研究で高分子材料を用いた、「迅速ゲル化インジェクタブルゲル」を開発した。本研究ではこれを応用し、経カテーテル的に「迅速ゲル化インジェクタブルゲル」を目的部位に注入する事で、新規の血管内塞栓物質やDrug Delivery System (DDS)として医療への実用化に向けた、基礎研究を行った。 カテーテルを使用して本ゲルを血管モデルに注入し、血管モデル内でのゲル化を確認した。また高分子化合物に抗がん剤を添加することによるゲル化への影響は少なく、DDSとして機能する可能性も確認した。 動物モデルを用いた実験にて、本ゲルの門脈内への投与、および門脈内への貯留を確認し、塞栓物質として機能する可能性を見出した。 当初予定としていた目標は十分に達し、臨床応用に向けて十分に可能性が示唆される研究結果が得られたと考える。一 方、臨床応用に向けては、今後さらなる物質の改良が必要と考えられた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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