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災害時における蓄積搬送型エネルギー流通方式の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 巳波 弘佳  関西学院大学, 理工学部, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要本課題は,電力系統が断絶する大規模災害時において,住宅・オフィス・マイクログリッドなどにおいて損傷を免れた発電・蓄電設備と,EV・PHVのような蓄電機能を持つ移動体による電力の蓄積搬送を組み合わせ,配電網とは独立に,電力系統の復旧までの代替手段となり得る「実用的な性能を有する蓄積搬送型エネルギー流通方式の開発」を目標とした.ここでは,効果的な電力需給マッチング・移動体経路制御法を設計し,現実的な状況を想定したシミュレーションによる性能評価を実施した.その結果,提案方式によって,避難所など優先順位が高い箇所に必要最低限の電力供給が可能であり,災害直後のエネルギー供給の緊急的な代替手段として有効であることがわかった.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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