ニオブ系鉛フリー圧電セラミックス材料の電子デバイス実用化への検証
研究責任者 |
王 瑞平 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員(移行)
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本課題の目標は、開発した無配向の鉛フリー圧電セラミックス材料を用いたアクチュエータ及びセンサのプロトタイプを製作し、電子デバイスの実用化への可能性を検証することである。本年度中、プロトタイプ超音波距離センサとバイモルフ型アクチュエータを製作し、その性能を評価した。 開発した無配向の鉛フリー圧電セラミックス材料を組み込んだプロトタイプデバイスは、鉛系圧電材料を用いたデバイスと同程度の性能を示し、鉛を含まない圧電デバイスの実用化への可能性が示された。今後、企業との共同研究より開発した鉛フリー圧電セラミックを組み込んだ電子デバイスの実用化を推進する。
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