抗炎症性/組織再生型M2マクロファージを誘導する新規タンパク複合体による骨再生研究
研究責任者 |
山本 朗仁 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本申請研究では、「新規M2マクロファージ(φ)誘導複合体」による骨再生治療の開発をめざした。具体的には、ラット頭蓋骨欠損モデルにコラーゲンスポンジに含浸したM2φ誘導因子を留置し、骨形成能やメカニズムの詳細を検討するとともに、薬理効果を示す最小有効量を検討した。研究目標をほぼ達成し、PCT出願を完了した。今後はM2φ誘導因子の薬効を担う最小ドメインを決定し、オリゴペプチドによる代替えを検討する。物質特許取得も視野に入れ、M2φ誘導の最適化を計るとともに、臨床応用に必要なGMPグレード製剤の開発経費軽減に取り組む。
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