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ナノファイバー材料による幹細胞の3次元高密度培養基材の合理的設計

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤田 聡  福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究では,エレクトロスピニング法により作製したナノファイバーシートを積層することで,造血幹細胞増殖に適した骨髄微小環境に類似した高密度培養デバイスの構築を目指した。ナノファイバーシートに間葉系幹細胞を播種・培養し,これを積層し,各層間に臍帯血由来造血幹細胞を培養することでその効果を検証した。また,in vitroでの培養試験の結果,平面培養と比較して造血前駆細胞を高効率に増幅できることを見出した。以上より,(1)バイオハイブリッド材料の有効性,および(2)高密度培養の可能性について,新規培養デバイス開発に向けた目標以上の基礎的知見が得られ,これをもとに今後デバイスの改良をすすめていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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