抗細胞老化物質の探索を目指した、カタラーゼのペルオキシソーム輸送効率測定法の確立
研究責任者 |
奥本 寛治 九州大学, 理学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 抗酸化酵素カタラーゼの細胞内小器官ペルオキシソームへの局在化効率は、細胞老化の進行に関連することが見出されている。薬剤依存的発現誘導が可能な蛍光タンパク質融合型カタラーゼレポーターの作製およびその安定発現細胞株の樹立と、レポーターの蛍光検出系を組み合わせることで、簡便かつ定量的にカタラーゼのペルオキシソーム輸送効率を測定する方法を確立した。また、細胞老化抑制効果が期待されるカタラーゼのペルオキシソーム輸送亢進物質のスクリーニングの実用化に向けて、カタラーゼのペルオキシソーム輸送効率測定系のハイスループット化対応を進めた。
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