研究責任者 |
岩中 伸壮 立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構(BKC), 研究員
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究開発は、筋細胞を単に3次元培養するのではなく、生体機能を持たせるように工夫し、培養ディッシュを高機能化することを目的として実施した。達成目標として、株化骨格筋細胞を形状的に骨格筋組織に近付けることが可能な培養器を製作し、その生体機能を評価することであった。培養器製作における基礎実験は概ね成功した。株化骨格筋細胞においても伸長方向の揃った直鎖状の筋管を形成し、任意収縮可能な培養系を構築できる可能性を見いだせた。しかしながら、得られた基礎データを培養器に集約し、製作するにはさらなる検証が必要である。
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