牛肉中のオレイン酸蓄積を増大するGH遺伝子多型の簡易検出法の開発
研究責任者 |
加藤 和雄 東北大学, 農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 今回の研究目的は、黒毛和種牛にとって経済的に有用な遺伝子であるC型の多型を検出する方法の開発である。まず、数百の多サンプルを短時間で解析できるDot-plot-SNP法の確立を試みて、基本的に目標を達成することができた。実際、直接的遺伝子解析法による結果とすべて一致した。また、コスト的にも直接解析法の10%程度にコストダウンできる。続いて、少サンプルの解析法確立であったが、まだ確立の途中にある。どうしても、分子生物学的解析法のプロセスを省略できないために、コスト的には直接解析法と大きな差がなかった。 今後は、Dot-plot-SNP法の特許申請上の価値について、検討する。
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