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食道扁平上皮癌の早期発見・診断における血中FGFRL1エクトドメインの有用性評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 土屋 創健  熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 助教
研究期間 (年度) 2013
概要本研究開発では、Fibroblast Growth Factor Receptor-Like 1 (FGFRL1) エクトドメインが食道扁平上皮癌の早期発見や診断バイオマーカーとなりうる可能性を探索するため、FGFRL1エクトドメイン定量法の確立を目標として解析を行った。その結果、Multiple Reaction Monitoring (MRM) 法とWestern blot法において、それぞれ、FGFRL1エクトドメインの定量法を確立した。さらに、実際にヒト血漿中にFGFRL1エクトドメインが存在することを世界で初めて見いだし、FGFRL1エクトドメインが食道扁平上皮癌における早期発見・診断等のバイオマーカーとなりうる可能性がさらに高まった。しかしながら、ヒト血漿サンプル数がまだ十分ではなく、有用性評価は今後の課題となった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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