概要 | 現在社会的に急務である若者の社会人基礎力の育成を支援するために,経済産業省が提唱する「社会人基礎力レベル評価基準」を利用した自己評価と他者評価のズレを当事者に多面的かつ直観的に自覚させることができるシステムを開発した.さらに,本システムを従来システムと比較する主観評価実験を実施し,その基本的有効性を示した.目標としていたシステム開発と評価を行い,さらに本システムに関する特許の出願を果たし,高い目標達成度を得た.もう一つの目標であった自己評価と他者評価結果の可視化方法を個人の好みに合うようにカスタマイズする仕組みの実装は果たせていない.その仕組みの実装が,本システムを普及させるための今後の課題である.
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