研究責任者 |
河野 強 鳥取大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、植物からネコブセンチュウの忌避物質と誘引物質を探索し、これらを単離して構造を決定すること、およびシミュレーション実験により本防除法の有効性を検証することを目的とした。研究の結果、忌避物質、誘引物質の単離に成功したが構造決定には至らなかった。また、シミュレーション実験により誘引物質がネコブセンチュウを効率的にトラップ植物の根に誘導することを立証した。本研究は70%程度の達成度である。今後は、忌避物質ならびに誘引物質の構造決定を速やかに行い、特許出願を行う。また、本防除法の有効性を圃場実験で立証する。加えて、忌避物質ならびに誘引物質の投与法を検討する。
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