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白麹菌スフィンゴ脂質を使った抗炎症作用を持つ革新的肌保湿剤の実用化検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 北垣 浩志  佐賀大学, 農学部, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要白麹菌・黄麹菌の脂質抽出物及び精製画分の抗炎症作用を調べた。その結果、白麹菌・黄麹菌のグルコシルセラミド画分に、抗炎症作用を認めた。しかしながら、同時にグルコシルセラミド以外の画分の脂質にも抗炎症効果が認められた。これらの結果は、白麹菌・黄麹菌にはグルコシルセラミド以外にも抗炎症作用を持つ脂質成分があることを示している。質量分析の結果、抗炎症効果をもたらす物質の構造についても情報を得た。今後、これらの抗炎症効果をもたらす物質を同定していきたい。これらの結果は、白麹菌・黄麹菌からの抗炎症素材の開発に道を拓く成果である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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