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多年生花卉の連年安定生産に向けた休眠調節技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 今村 智弘  公益財団法人岩手生物工学研究センター, 細胞工学研究部, 研究員
研究期間 (年度) 2013
概要多年生花卉であるリンドウにおいて、越冬組織の休眠不良に由来する越冬性の低下によって、次年度の生産が著しく低下する問題が起きている。本研究は、越冬性の低下を克服し連年安定生産を実現するために、休眠調節技術の開発を行なった。休眠不良を起こしやすい品種について、複数の成長調節剤を処理したところ、ABA様肥料で休眠不良を改善する結果を得ることができた。休眠不全を起こす要因について探索をした結果、GA処理によって休眠から覚醒する結果を得ることができた。当初の計画とは異なるが、最終目標は充分に達成できたと考える。今後、休眠改善効果を実証することができれば、ABA様肥料の使用用途拡大につながるとともに、多年生花卉の連年安定生産につながる休眠調節技術の確立が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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