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高齢者の骨疾患に対する再生医学的アプローチ

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松田 修  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2013
概要我々は、ヒトの骨芽細胞を線維芽細胞より誘導する技術を開発した。この技術はさまざまな骨疾患に対する再生医療用の細胞の作出につながると期待できる。本研究ではこの技術の実用化のために必要とされる、以下の点について検討した。1異種タンパクを用いない、骨芽細胞の誘導技術。2骨芽細胞を保存するための凍結、融解技術。3さまざまな体細胞からの骨芽細胞の誘導。その結果、異種タンパクフリーでも80%以上の効率で誘導でき、また約86%の細胞が回復する凍結・融解法を確立した。また効率は低いものの、表皮線維芽細胞以外の細胞からも骨芽細胞が誘導できた。以上のように、おおむね期待どおりの結果が得られ、本研究の実用化に大きく近づいた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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