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噴霧急速凍結乾燥法による粉末微粒子設計を基盤としたリポソーム吸入粉末剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 奥田 知将  名城大学, 薬学部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要粉末微粒子化後も平均粒子径で約120 nm、多分散性指数で約0.13のリポソームの粒子物性を保持するとともに、吸入器の性能に依らず分散性の指標であるOutput Efficiencyで約90 %、肺到達性の指標であるFine Particle Fractionで60 %以上の優れた吸入特性を発揮するリポソーム粉末微粒子の開発に成功し、当初の目標を達成することができた。また実薬を封入したリポソームについても粉末微粒子化の検討を試み、粉末微粒子化後もほぼ同等の薬理活性ならびに肺内滞留性を有することを明らかにした。本研究で得られた成果について学会発表・論文投稿を行うとともに、今後は他の研究開発支援制度を基にして実験動物を用いた治療効果・副作用の評価に進み、開発したリポソーム粉末微粒子の有用性を更に明確化していく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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