研究責任者 |
郡山 弘 大阪大学, 連合小児発達学研究科, 寄附講座助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | これまでに形成したDNAワクチンの基盤技術をもとに、実用化を目指した高血圧DNAワクチンの製剤開発を行うことを目標として研究を行った。その結果、ワクチンの長期的な臓器保護効果の確認や、アンジオテンシンII DNAワクチンが高血圧モデルラット(SHR)の寿命に与える影響についてのデータを得ることができた。よりヒトに近い大型動物(ビーグル犬)でも抗体価が上昇することが確認できた。またこれらの検討の過程でDNAワクチンに関する新たな技術を見出し特許出願準備中である。今後はこれらの成果をもとに企業との共同開発体制をより一層推進し、臨床試験を目指してまずはGLPに準拠した製剤開発を進めていく方針である。
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