研究責任者 |
渡辺 文太 京都大学, 化学研究所, 助教
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | コラーゲンやエラスチンといったタンパク質は、肌の「若々しさ」の保持・増進に重要な働きを持つ。本研究開発では、皮膚細胞においてこれらのタンパク質の産生を活性化する、新規小分子化合物の創製を目的とした。研究責任者らが独自に見出したシードに基づいて設計した化合物群を立体選択的に合成し、ヒト皮膚由来線維芽細胞を用いて活性を評価した。その結果、対照剤に匹敵するコラーゲン産生亢進活性を示し、かつ細胞毒性を持たない化合物を見出すことができた。今後は、物質としての新規性を主眼に置いた研究開発を行い、新しいアンチエイジング素材の開発につなげたい。
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