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ダイカスト廃棄物利用による低コスト・高強度ポーラスアルミニウムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 半谷 禎彦  群馬大学, 理工学研究院, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要本研究開発では,自動車用の超軽量・高衝撃吸収部材としてのポーラスアルミニウムを,(1)原材料としてダイカスト工程で発生した廃棄物利用による低コスト化,(2)作製時に外部熱源が一切不要,(3)気孔形態の制御が容易,(4)汎用のフライス装置で作製可能,といった様々な特徴を持つ世界に例を見ないプロセスにより開発した.本研究開発により,本プロセスでダイカストの廃棄物を利用したポーラスアルミニウムが作製可能であることが示された.作製したポーラスアルミニウムは高強度アルミニウム合金から作製されるため,約2倍の強度を持つことが分かり,ポーラスアルミニウムの高強度化にも寄与できることが示された.更に,本プロセスは大型化も可能な方法であることが示唆された.今後,更なる大型化や,特性が変化する傾斜機能ポーラスアルミニウムなどへ展開できると考えられる.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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