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モモ未熟果実香気成分を用いた果実吸蛾類による果実被害軽減に関する研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 泉 洋平  島根大学, 生物資源科学部, 助教
研究期間 (年度) 2013 – 2014
概要果樹栽培において、収穫直前の果実のみに被害を与え経済的損失をもたらす果実吸蛾類はその行動特性から殺虫剤による防除は不可能である。現在唯一の防除方法は黄色蛍光灯の灯火であるが、設置費および維持費が高価であることから小規模農家では導入を躊躇している。申請者らはこれまでに、モモ未熟果実特異的香気成分が吸蛾類の餌探索を阻害することを明らかにしつつある。本課題では、未熟果実特異的香気成分を気散させることによる環境に負荷を与えない吸蛾類防除技術の実用化に向け、効果的な未熟果実香気成分の混合割合の特定を行い、選択実験による忌避効果の検証を行うと共に、圃場試験にて効果を調査する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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