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ユーザモデルに基づく高齢者用歩行車のブレーキアシストの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 廣冨 哲也  島根大学, 総合理工学研究科, 准教授
研究期間 (年度) 2013
概要歩行機能の低下した高齢者は自立した移動を補助する歩行車を使用するが、ブレーキのかけ遅れ等で転倒する危険がある。本研究で開発したブレーキアシストでは、まず、ユーザの体幹と歩行車の距離および移動速度を1分間程度計測し、ユーザモデルを構築する。そのモデルにより、個人の歩行特性に応じたきめ細かなブレーキ制御を行うことが可能である。ブレーキアシストの性能を評価するため、高齢者23名と高齢者疑似体験スーツを着用した学生7名による実験を行った。その結果、約90%のブレーキ推測精度を達成し、一定の速度を超過したタイミングでブレーキをかける従来手法と比べ、ブレーキをかけるタイミングが良く、ユーザがより安全・安心に感じることがわかった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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