遠隔探査用可視・近赤外超解像分光撮像システムの開発
研究責任者 |
横矢 直人 東京大学, 先端科学技術研究センター, その他
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本課題では、光学センサ融合に基づく遠隔探査用可視・近赤外超解像分光撮像技術の実用化に向けた研究開発を行った。光学センサ融合の基盤技術となる物質・含有率分解のアルゴリズムを改善し、従来よりも空間分解能を高めることに成功した。また、光学系歪み関数やスペクトル応答関数などの装置関数の推定と、光学センサ融合アルゴリズムを統合し、地上観測データを用いた検証で、目標の空間分解能とスペクトル精度を達成した。さらに、航空機撮影データから得られる高空間・スペクトル分解能画像を、物体検出・識別に適用し、その有効性を確認した。今後は、ハードウェアとソフトウェアのパッケージ化とリアルタイム処理に取り組み、航空機搭載用のプロトタイプを開発する。
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