光マネージメント用微粒子フィラーの開発:光エネルギーの高効率利用
研究責任者 |
伊原 博隆 熊本大学, 大学院自然科学研究科(工), 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本課題は、種々のポリマー材との互換性(分散性)が高く、複合化することによってポリマーの光学特性を簡単に変調できる、無色・透明な微粒子フィラーの開発を目的として研究を行った。具体的には、申請者らが開発した蛍光分子をモノマー中で自己組織化させ、懸濁重合法によって微粒子を作製した。得られた微粒子は、近紫外光(350〜400nm)を吸収し、青色領域(400−500nm)の光エネルギーに変換(発光波長の高ストークスシフト)することが可能であった。得られた粒子の発光特性や耐光性、種々のポリマー基材へ粒子を複合化について詳細に検討した。
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