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屈折率と温度の計測可能な長波長帯光ファイバ型センサシステム

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 深野 秀樹  岡山大学, 自然科学研究科, 教授
研究期間 (年度) 2013
概要センサ部となるマルチモードファイバ(MMF)の両端をシングルモードファイバ(SMF)で挟み込んだ構造のマルチモード干渉(MMI)構造において,MMF部分に温度変化によってその屈折率が大きく変化する被覆材料の検討を行い,シリコン樹脂において目標の温度分解能0.01 °C以下を実現した。さらに,本研究では,屈折率と温度を同時に測定できる計測システムの実現を目指し,MMI構造により得られる干渉波形の構造依存性を詳細に調べた。屈折率と温度のそれぞれに対して,異なる干渉波長を構造最適設計により割り当て可能な技術を開発し,MMI構造のタンデム接続を行い,それぞれの干渉波長の変化を計測することにより,屈折率と温度の分離,同時測定が可能であることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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