1. 前のページに戻る

低温での金属焼成体の作成を可能にする低温分解性バインダーの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 中野 幸司  東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師
研究期間 (年度) 2013
概要本研究開発課題では,低温分解性バインダーへの応用を目指し,エポキシドと二酸化炭素との交互共重合によって得られる脂肪族ポリカーボネート(APC)の熱分解温度の低温化や水溶性の付与について検討した.側鎖に水酸基を導入したAPCの合成に成功し,通常のAPCに比べてより低温で低分子量化できることを明らかにした.今後,水酸基の導入位置等を最適化することで,低温での低分子量化および完全分解が期待できる.また,側鎖にカルボキシル基を導入したAPCの合成に成功し,通常のAPCに比べて,弱塩基性水溶液への溶解性を向上させることに成功した.従来もちいられている水溶性バインダーの代替材料開発への展開が期待できる.

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst