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変性軟骨診断のための関節鏡用指示色素の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 水野 秀一  東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師
研究期間 (年度) 2013
概要近年、外傷性関節障害の診断や治療の際に関節鏡技術が普及しつつある。変形性関節症に進行する関節軟骨の軽度の変性は、検鏡の際に容易に軟骨損傷も判別できる指示薬が望まれ、その開発を行った。指示薬は、軟骨の陰性荷電に着目したターゲット物質と、臨床応用しやすいように安全性が確保されたインドシアニングリーンを指示薬として組み合わせた。まだ開発は進行中であるが、模擬的に表層欠損を行った軟骨と、正常軟骨の判別は可能である結果が得られた。現在、実際の難しい判別を、術者判定と、組織学的判定の同等性の検証を行っている。複数の候補指示薬が絞られた段階で簡易安全性試験を行い、事業化に向けた安全性試験を行う予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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