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ホウ素中性子捕捉療法におけるサブミクロンホウ素薬剤粒子の中性子照射による細胞殺傷効果の検証

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 石川 善恵  独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員(移行)
研究期間 (年度) 2013
概要液中レーザー溶融法による球状炭化ホウ素粒子の合成効率の改善に成功し、100nmと300~400 nmのサイズの異なる粒子をそれぞれ回収することが出来た。これらの粒子の表面にトランスフェリン修飾を施し、HeLa細胞に添加した。2時間経過後に細胞を洗浄し、粒子残存量を評価したところ、100 nmより300~400 nmの粒子の方が多く残存していた。これらの結果より、100 nmより300~400 nmの粒子の方がHeLa細胞に対して細胞取り込み特性または表面親和性が高く、BNCT効果も優位である可能性が示唆された。今後、これらの結果の再現性を確認するとともに、粒子サイズと細胞内取り込み・細胞表面との親和性との関係をさらに追及していく予定である。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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