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ヒトiPS細胞由来ニューロンの成熟化3次元培養技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 鈴木 郁郎  東京工科大学, 応用生物学部, 助教
研究期間 (年度) 2013
概要ヒトiPS細胞由来ニューロンを成熟化させる培養技術として、脱細胞化脳組織を用いた3次元培養技術を開発した。成体ブタ脳の脱細胞化条件を検討し、脱細胞化脳組織の粉末化および可溶化した材料を培養足場として、ヒトiPS細胞由来ニューロンを培養したところ、生存率、神経突起の伸長、神経突起数に顕著な差が見られ、これまでの2次元培養や既存の3次元培養に比べ成熟化培養に適していることが示唆された。また、脱細胞化脳組織内にヒトiPS細胞由来ニューロンを播種したところ、脱細胞化脳組織内での神経細胞の培養および脱細胞化脳組織の構造に沿った培養が確認された。生体脳組織構造を3次元再構成可能な培養技術としての発展が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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