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低コストPET用アレイカメラを実現する高エネルギー分解能を有するパイロシリケート型ピクセルシンチレータの開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)
探索タイプ
研究責任者
庄子 育宏
東北大学, 金属材料研究所, 産学官連携研究員
研究期間 (年度)
2013
概要
PETやSPECT等の医療カメラへの応用をめざし高エネルギー分解能を有するパイロシリケート型ピクセルシンチレータの開発を行った。その結果、目標を超える20mm長さ3mm角で、かつ表面(側面4面)の研磨加工のいらない結晶を育成することに成功した。さらにエネルギー分解能(662 keV, FWHM値)、発光量はそれぞれ5.6±0.1%および40,000±2,000光子/MeVと目標値を超える材料の探索に成功した。減衰定数も60ナノ秒以下で、今後の医療等への応用が十分に期待できる結果となった。