仮想コンテンツセントリックネットワーキングの通信性能
研究責任者 |
大崎 博之 関西学院大学, 理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究課題では、現実的な環境下におけるVCCN (仮想コンテンツセントリックネットワーキング) の通信性能を計測し、そのフィージビリティを検証した。まず、IA-32アーキテクチャのモデル固有レジスタを利用することで、エンド-エンド間のコンテンツ配送遅延およびスループットの高精度計測モジュールを開発した。次に、Linux カーネルのインターフェースエイリアス機能およびネットワークエミュレータを応用し、単一の物理計算機上で、大規模な VCCN ネットワークを模擬できるネットワークエミュレーション環境を構築した。さらに、大規模なネットワークを想定した環境下での性能評価を行い、VCCNのスケーラビリティおよびフィージビリティを明らかにした。
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