研究責任者 |
加藤 輝 東京工科大学, 応用生物学部, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2013
|
概要 | がん抑制遺伝子のCpGのメチル化率は、がんの早期発見や将来的な発がんリスク予測のためのマーカーとしての利用が期待されている。本課題は、標的DNAと結合することでDNAの分岐構造であるthree-way junction(TWJ)を形成するDNAプローブと定量的PCRを利用した、ヒトゲノム中の特定のシトシンメチル化の迅速・簡便な検出法の開発を試みた。その結果、ヒトゲノム中の一塩基のシトシンメチル化の検出に成功し、当初の目的は達成された。今後は検出操作の簡便化や検出感度の向上を図り、新たな診断・研究ツールとしての可能性を検討したい。
|