マイクロ波非平衡プラズマ燃焼法の燃焼促進領域拡大とその効果に関する研究
研究責任者 |
山本 剛 九州大学, 工学研究院, 准教授
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研究期間 (年度) |
2013
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概要 | 本研究では、マイクロ波非平衡プラズマ燃焼法を、発酵メタンや埋立地ガスなどの低品位燃料の燃焼装置に応用するため、その燃焼促進効果について実験的検討を行った。その結果、通常燃焼では検出されないOラジカルやHラジカルなどの燃焼を促進するラジカルの検出や、強力な酸化剤であるOHラジカルの大幅な増加により、燃焼範囲の拡大、燃焼温度の上昇など、効果的な燃焼促進が行われることが示された。さらに、本研究で構築したマイクロ波非平衡プラズマ拡大装置を適用することで、さらなる燃焼促進が起こることが予想されることから、今後はマイクロ波非平衡プラズマ拡大装置の適用を行うとともに、本法の低品位燃料への応用を試みる。
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