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モンゴルにおける家畜原虫病の疫学調査と社会実装可能な診断法の開発

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1310
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1310

研究代表者

井上 昇  帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 教授

研究期間 (年度) 2013 – 2014
研究課題ステータス 移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
概要モンゴルで流行する原虫をつきとめ、簡易診断キットを開発する! トリパノソーマ病やピロプラズマ病等、多くの家畜原虫病は持続感染して慢性的に家畜の健康状態を悪化させる。国民の多くが畜産業に従事するモンゴルでは、特に深刻な問題となっている。本研究では、トリパノソーマ、ピロプラズマ野生株とそれらを媒介するマダニの分布マップ作成、原虫野生株の抗原遺伝子解析に基づく簡単で迅速な診断キットを開発、そして今後の感染対策に備えた研究資源の確保を目標としている。 モンゴルでの原虫病対策を、世界のモデルケースに! トリパノソーマ病やピロプラズマ病の診断キットがモンゴルの社会に普及すれば、原虫病対策を通して畜産振興に貢献することができる。また、モンゴルの原虫病について疫学調査をし、対策を確立することは、世界規模の原虫病対策を考える上でも極めて有用かつ具体的なモデルとなる。
研究領域感染症

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2015-09-30   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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