体系的番号 |
JPMJRX1395 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX1395 |
研究代表者 |
松尾 一郎 特定非営利活動法人環境防災総合政策研究機構環境・防災研究所, 研究部, 研究員(移行)
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研究期間 (年度) |
2013 – 2016
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概要 | 近年の大規模災害では「地域の守り手」が活動中に被災した。彼らの多くは、コミュニティを守るため、避難が出遅れた住民や動けない住民を救護中に被災したものであり、地域の防災力を著しく低下させた。このように消防団・民生委員などが個別に対応する従来型の防災システムの限界が露呈しつつある。 本プロジェクトは、地域を構成する各主体(住民・自治会・消防団・民生委員児童委員・防災機関等)が危機対応力を高め、連携し自律的に行動する新たな「自立型地域コミュニティ」の構築手法とルールの開発を目的とする。 具体的には、アンケート調査やヒアリング調査を通じて、1コミュニティの類型的評価手法の開発、2地域の防災組織の連携手法の開発、3コミュニティFM局と連携し、ローカルメディアを利用した災害対応力の向上とリスクコミュニケーション手法の開発、4ローカルな知を発掘し伝承する災害文化醸成プログラムガイドラインの開発などを目指す。
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研究領域 | コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造 |