肥満・糖尿病モデル動物におけるプロポリス由来機能性化合物の有効性検証.
研究代表者 |
禹 済泰 中部大学, 応用生物学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | プロポリスはミツバチによって植物の成分と唾液などを混ぜてつくられる樹脂状の物質で、古くから健康食品素材として用いられている。本研究は、ブラジル産グリーンプロポリスから肥満・糖尿病の予防・改善ナノ機能性食品素材を開発するための科学的な根拠を得ることを目的とする。 具体的には、ブラジル側は、プロポリスから多様な機能性成分を分離するとともにキトサンを用いてナノ微粒子複合体を作成し、日本側は得られた成分とその複合体の細胞や肥満・糖尿病疾患モデル動物に対する有効性の検証を担当する。 両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、プロポリスの肥満・糖尿病の予防および改善機能性食品への応用のための科学的根拠の確保と機能性食品開発における研究交流が期待される。
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研究領域 | ナノバイオテクノロジー |