幸福寿命をのばす医療イノベーション —微小重力と宇宙医学の成果を社会に生かし人々に展開—
中核機関 |
順天堂大学
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研究期間 (年度) |
2013 – 2014
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概要 | 少子高齢化先進国としての我が国の活力を維持し、持続的に発展するために、国民一人ひとりが、高齢世代に達した後も、健康かつ終身現役でその能力を発揮し、自己実現とともに社会に貢献できる健康や環境の向上を図ることが重要である。病気や加齢に伴い、移動能力が低下する「ロコモテイブ症候群」(以下、ロコモ)は、メタボ症候群の悪化やサルコペニア(加齢性筋萎縮)を経て発症し、認知機能低下とともに、負の連関のもと、寝たきり、要介護状態に至る主因となっている。このカスケード変化の抑止のため、宇宙科学、医学、スポーツ科学の要素を取り入れたロコモの未然防止に向けた介入方法を開発し、加齢に伴い失われた機能を取り戻す、すなわち、「ロコモ時計」の巻き戻しを目指す。
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