研究代表者 |
稲澤 譲治 東京医科歯科大学, 難治疾患研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2014
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研究課題ステータス |
移管平成26年度(2014年度)をもってAMEDに移管
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概要 | 本研究は、卵巣がんをモデルとして悪性化により細胞内で生じる本質的な分子変化を検出するとともに、バイオインフォマティクス・パイプラインを構築して詳細な分子プロファイリングを行い、難治性卵巣がんの個別化治療の確立を目指す。日本側とフィンランド側は、バイオバンク、ゲノム解析、遺伝子発現解析、バイオアッセイシステムおよびメタボローム解析などのインフラを有しており、それらを適正な倫理的配慮のもと相互に利活用する。両国の研究チームによる相互補完的な取り組みにより分子プロファイルに基づいた治療薬の選択が可能となり、卵巣がんの奏効や予後の改善およびQOL(生活の質)の向上が期待できる。
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研究領域 | バイオインフォマティクスを活用したメディカルゲノミクス |