多核対応型クライオコイルMAS-NMRプローブの活用・普及促進
体系的番号 |
JPMJSN13E3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN13E3 |
企業責任者 |
(株)JEOL RESONANCE
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研究期間 (年度) |
2013 – 2015
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概要 | 【装置】本プログラム「実証・実用化タイプ」において開発したクライオコイルMAS-NMRプローブを固体NMRに装備し、開放(共同利用)する。この装置は、多様な核種の測定を行っている固体NMRの利用機関(大学、企業など)が主なユーザーと考えられる。 【内容】クライオコイルMAS-NMRプローブおよびその周辺技術(高速試料回転システム、簡便な冷却システム)は、そのまま既存のNMR装置に本プローブを導入することで、3~4倍程度の検出感度向上、1/10以下の測定時間短縮を享受できる優れた汎用性を持っており、周波数を変えることで多様な核種の測定を行うことも可能である。本課題では、さまざまな無機材料のナノ構造解析への応用を中心に、多核対応型のクライオコイルMAS-NMRプローブの活用と普及を促進する。
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