巨大台風と大規模高潮による災害廃棄物の合理的な応急処理と環境と調和した持続可能な管理方法のための緊急調査
研究代表者 |
竹村 次朗 東京工業大学, 大学院理工学研究科(工学系), 准教授
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究は、大規模災害後の復旧の障害、さらには長期的な環境劣化原因となるがれき・廃棄物の特性と量、それらに起因する問題を調査、整理し、その合理的な対策方法の提案を目指す。 具体的には、フィリピン側は、初期調査、関係機関やコミュニティーへの聞き取りを主体的に行い、重要な場所での環境モニタリングなどの定期的調査を実施する。日本側は、フィリピン研究者とともに現地調査を実施し、廃棄物の発生源、種類、性質などを調べ、それらが土壌や水環境に与える影響などについて検討する。 自然環境、社会環境が異なる両国の研究チームが相互補完的に本研究課題に取り組むことで、災害廃棄物が災害復旧、復興に及ぼす種々の課題が明らかになり、災害時対応も想定した持続可能な廃棄物マネジメントに貢献することが期待される。
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研究領域 | フィリピン台風30号 |