台風30号はフィリピンでの観測史上最強の台風だったか?
研究代表者 |
久保田 尚之 独立行政法人海洋研究開発機構, 地球環境変動領域, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014 – 2015
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概要 | 本研究はフィリピンを襲った台風30号の強度と同規模の台風の来襲頻度を把握することで、台風30号がフィリピンで観測史上最強の台風だったのかを明らかにすることを目的とする。具体的には、日本側は過去130年間にフィリピンに上陸し高潮被害をもたらした類似コースの台風を明らかにする。フィリピン側は、台風30号が通過した際に観測した気象データを収集し、強度の把握を行う。両国の研究チームが相互補完的に取り組むことで、台風30号の強度と同規模の台風の来襲頻度が明らかになり、今後の台風対策に貢献し、台風災害の軽減につながることが期待される。
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研究領域 | フィリピン台風30号 |