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被災公的文書等法的基盤保全のための科学技術的修復方法の調査研究と社会文化的評価

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 戦略的国際科学技術協力推進事業 J-RAPID

研究代表者

津田 守  名古屋外国語大学, 現代国際学部, 教授

研究期間 (年度) 2014 – 2015
概要本研究では、フィリピン、とりわけレイテ州都タクロバンの20以上の機関において、高波と暴風雨により水を被った土地台帳、人口統計記録、裁判記録などの重要文書の廃棄を防ぎ、救済・修復する科学技術的技法をフィリピンの関係者とともに構築することを目的とする。さらに、今後の災害に備え、重要公文書被災による再建への支障・損失、被災者への影響を社会学的に現地調査し、盲点のように抜け落ちていた課題をクローズアップさせることを目的とする。 阪神淡路大震災を発端に、巨大地震・津波に襲われたインドネシア・アチェや東日本大震災において被災した公文書の救済・修復を担ってきた日本の先進的な経験とフィリピンのアーキビスト協会が協力することによって、重要文書が保存されるとともに、将来の被災文書の保存技術の向上が期待される。
研究領域フィリピン台風30号

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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